Winkの特色である、洋楽などのヒット曲を、Wink独自の色に染めて歌うことができる点で、この「Sexy Music」は、70年代後半から80年代前半にかけて人気だったノーランズのカバー曲です。
ちなみに、「愛が止まらない」から続いていたオリコンチャート連続1位は、この「Sexy Music」までで、Winkの人気も陰りが見え始めるのもこの年後半あたりからです。予断ですが、ノーランズは91年にWinkの楽曲を英語でカヴァーした、いわゆる逆カバーアルバムをリリースし、同年の日本レコード大賞の企画賞を受賞しています。
Wink人気絶頂期の作品になるこの「涙をみせないで」は、前作の「愛が止まらない」に引き続き大ヒットしました。なお、この曲はイタリアのムーラン・ルージュ「Boys Don't Cry」のカヴァー曲です。
TBS系『ザ・ベストテン』では、89年3月30日に放送予定(特別番組の為、放送休止)だった第577回のベストテンで第7位で「涙をみせないで」はベストテン入りし、第581回では1位にもなって10週連続でベストテン入りをしました。ちなみに、「涙をみせないで」は同年のオリコン年間シングルチャート第10位に記録されています。
この「夜にはぐれて」は、スウェーデン出身の女性シンガーのアンキー・バッガーが歌っていたWhere Were You Last Nightのカバーで、妙に”唇”と言う単語が印象に残る1曲でした。
また「夜にはぐれて」では、スペースチックなメタリックの衣装と、Winkのちょっと過剰気味の振り付けも気なりました。ちなみに同年のオリコン年間シングル売上げ第33位に記録されるヒットでした。
Winkは、相田翔子と鈴木早智子の2人組みの女性アイドルデュオ。ルックスも正統派の美少女で、純真無垢な処女性を最大限に生かしたパフォーパンスで、80年代後半から90年代初頭にかけて、当時の青少年のハートを釘付けにしました。
この「愛が止まらない」は、イギリスのヘイゼル・ディーンの「Turn It Into Love」のカバー曲で、翌89年暮れの第22回全日本有線放送大賞グランプリを受賞し、平成のピンクレディなどとも言われていました。尚、同年発売の「淋しい熱帯魚」では、日本レコード大賞を受賞し、その音楽性も高く評価されました。
「淋しい熱帯魚」に続き、この「One Night In Heaven 〜真夜中のエンジェル〜」も大ヒット。カップリングの「Cat-Walk Dancing」と併せて作詞は松本隆が担当し、当時人気No1アイドルとして注目を集めていたWinkを感じさせてくれる1曲です。
また、この「One Night In Heaven 〜真夜中のエンジェル〜」は、パナソニックの「マックロードムービー」のCMソングに使用されて、当時はよく耳にする機会の多かったナンバーです。
「淋しい熱帯魚」は、同年のオリコン年間シングル売上第7位を記録、年末には「愛が止まらない」で全日本有線放送大賞グランプリ受賞に続き、第31回日本レコード大賞では「淋しい熱帯魚」が大賞に輝きます。また同曲で第40回NHK紅白歌合戦にWinkは初出場を果たします。
ちなみに、この「淋しい熱帯魚」は、アサヒ飲料「WONDA ショット&ショット」と、パナソニックヘッドホン・ステレオ「Sタイプ」CMソングとして使用されていました。
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